THE☆パンツ

(表紙画像はありません。文字オンリー)
「 THE☆パンツ  」(06年春コミ)
コピー本/A5/34P/表紙特殊紙使用/¥300
パンツを題材にした、キラさんと二人でお送りする色物本。
キラさんは野球拳18禁エロ、あぷはノーパン16禁エロ。二人合わせて34禁☆
「今朝はずいぶんとサービスしてくれるじゃないか、奥さん。暗闇の中以外であんたの裸を見たのは、もしかしなくても初めてなんじゃないのかな」
「な…っ」
 にやにやと笑うハウルに、ソフィーは探し物に夢中になるあまり、自分がいまだ一糸纏わぬ姿であることを思い出した。一瞬の内に全身は真っ赤になって、慌ててソフィーは布団を引っ張り上げて身体を隠した。
「別に隠さなくったっていいじゃないか。別にもうお互いの裸なんて見慣れてるんだし」
「そういう問題じゃないわよっ!」
 にやにや笑いながら自分を見つめてくるハウルの視線に耐え切れそうもなくて、ソフィーは布団を頭まですっぽり被ってしまいたくなった。
(あぁ、もう、最悪っ!)
 いつもであればまだ眠っているはずの時間だというのに、ただ目が覚めたばかりかこんな恥ずかしい目にあうだなんて。
ソフィーがハウルと結婚してから、まだ新婚と呼ばれるぐらいの時間しか経ってはいなかったが、それでもいつだってソフィーはハウルよりも先に起きて、いつだって身支度をしてからハウルを起こしに来ていたというのに。いくら夫婦になったからといって、夜を一緒に過ごすようになったからといって、暗闇の中と朝日の中では、恥ずかしさの度合いがまるっきり違ってくるのだ。
ソフィーはそろそろと布団から腕を伸ばして、素早く夜着をかぶった。探し物はまだ見つからなかったが、いつまでも裸でいるだなんて冗談じゃない。
「そのまんまでもいいのに」
「バカっ!」
 心底から残念そうに呟くハウルに、ソフィーの顔は真っ赤になったまま、しばらくは体温が下がりそうになかった。
 ハウルはくすくすと小さく笑いながらソフィーを見ていた。どうしようかとソフィーは思った。探し物はいまだ見つからない。遠くになんて行くはずはないのだから、きっとどこかに紛れ込んでしまったのだろう。この部屋にあることは間違いないのだが、後でひょんなとこから出てきたりしたら嫌だ。それをハウルが発見したりしたらもっと嫌だ。
「……あの、ねぇ、ハウル」
「何だい、ソフィー」
 後でばれてからかわれるよりは、今ここで聞いてしまった方がいい。ソフィーはそう判断して、小さく一つ唾を飲み込んでから、視線を彷徨わせながら何気なさを(これでもなるべく)装って尋ねた。
「あ、あの……あたしのパンツ、知らない?」
 ソフィーが先ほどからずっと探していたのはそれだった。小さな小さなそれは、その大きさには違わず無いとその本人にはけっこうな不安感を与えるもので。
 顔を赤くして、もじもじとしながら尋ねるソフィーは、とても人妻とは思えないほど可愛らしいもので、妖艶な色気などとは程遠かったが、それがハウルの目にはこれ以上無いほどに魅力的に映るわけで。……もちろんそれをソフィーは知らないのだけれど。
「あの、昨日、どこか変な所にでもやったの……?」
 これ以上無いほど恥ずかしそうに身を捩りながら尋ねてくるソフィーに、ハウルは実ににこやかな笑顔で、ソフィーの頭の螺子が数本一気にぽぉんっと外れそうなことを言ってくれた。

「ソフィーのパンツなら僕が預かってるよ。今日はちょっと、ノーパンで過ごしてもらおうかと思って」

「んなっ!?」
あぷのはコメディ系な雰囲気かと思われます。
楽しんでいるハウルに散々なソフィー(笑)